2005/8/19
●お盆も過ぎて一気に夏も終わりに向かう雰囲気になりつつあるようで、夕方仕事を終えて職場を出る頃には街並みが夕焼け色の日射しではなく薄い藍色の光に覆われるようになっています。
仕事の方はこのところの受診者数の減少は一段落したようで毎日ほぼ一定の受診があります。季節柄皮膚科疾患の受診が多いのですが、このところは扁桃炎・咽頭炎の患者さんが増えているようです。夏とはいえ朝夕に気温がぐっと下がることが時々みられるためかもしれません。
日々いろいろな患者さんを診療していますが、多くは大きな問題なく経過されている方なので仕事を離れているときにそれらの方々が脳裏をよぎることは殆どありません。しかし不思議と気になる患者さんは1年を通じて必ず数人はいるものです。その時々で疾患や状態は異なるのですが、つい先日までは先月中旬に電気丸ノコで右手指3本の先を切断・挫滅してしまった患者さんがそのような患者さんでした。同じような怪我は千葉の病院でも治療した経験があるので、血で真っ赤に染まったタオルで右手を覆ったその患者さんが受け付けに来られたときにも他に紹介せずに自分で診療したのですが、久しぶりに見るその類の傷は外科医の端くれとはいえ背筋が寒くなりました。寒い思いをしながらも何とか処置を終えましたが、その後2週間ぐらいはその患者さんの傷が常に頭に浮かんで消えるような状態でした。気になって仕方がないのですが、受診のときにうまくいっているのかどうか傷を見るのが怖くもあってとても複雑な気分でした。約1ヶ月が経過した今は幸いほぼ治癒といえる状態になって胸をなでおろしています。ちなみにこの患者さんの治療に当たっては始めの麻酔の注射を刺すところに消毒をした以外、創傷部に対しては一切消毒液を使用しませんでしたが感染することなく治癒に至ることが出来ました。ともあれ気になる症例が1つ減ったのですが、そこは不思議に数日前に別な患者さんがその後を継いでいます。結局この仕事をしている限りはそれが当たり前ということなのでしょうが、元来小心者の私には正直いって少々きついものもあります。
2005/8/9
●暑い日が続いています。徒歩通勤の私ですが、もともと汗かきなので片道10分程度でも職場に着くと汗だくです。通勤はタンクトップ1枚に綿パンという出で立ちで、職場で汗を拭ってから持参した換えの下着を着て白衣に着替えるようにしています。通勤時の態で時々患者さんに出会うことがありますが、多くの場合はこちらから名乗らないと私が誰だか判ってもらえないようです。職場のスタッフに言わせればとても医者には見えないとのことなので患者さんにとってもそうなのでしょうが、下手に挨拶をして怪訝な顔をされるよりは気付かれないままやり過ごした方がいいのかなと思ってしまいます。・・結局はいつも声をかけてしまうんですが。
2005/8/3
●毎日暑い日が続くようになりました。空模様の方は今ひとつ夏らしさに欠ける感じではありますが、ようやく今日この地域の梅雨明け宣言がだされました。一方で私の職場の受診者数は大荒れ模様で梅雨どころか毎日台風といえるかもしれません。目の前の工事現場はだいぶ建物の形が出来てきて足場がとれる段階まできました。しかしこの建物への入居希望の応募は思ったほどは集まっていないとききました。今の私の正直な心境は「船上のネズミ」です。